こんにちは!
本日の1冊は『職場の人間関係に悩む、すべての人へ 天才を殺す凡人』です。
「職場の人間関係に悩む」方に向けて書かれているのに、「天才を殺す凡人」というタイトル…。

天才、という言葉も、凡人、という言葉も、ささやかな自尊心を揺さぶってくる言葉ではありますが、本書では、天才、秀才、凡人を以下のように分けて記載しています。

天才:創造性
秀才:再現性
凡人:共感性

そして「ビジネスにおけるバリューチェーン」として天才が創造したものを、秀才が拡大させ、凡人が金にする。と表現しています。

このバリューチェーンを回していく過程で、天才が凡人に殺されることがある、
というのが、本書のメインのお話です。

ただ、私は本書を読んで、自分はどのタイプかな…、あの人はあのタイプに当てはまるかな…、とクイズのように考えるのではなく、(自分の身に置き換えて考えるのももちろん大事ですが)自分の才能を素直に受け入れ、与えられたカードでいかに戦うか、ということのほうがより重要だと感じました。

本書では、ストーリー形式で、凡人である主人公が殺されつつある天才を何とか救おうともがく話になっています。

ストーリーも楽しめましたが、著者のブログで本書に記載されているエッセンスは公開されています。
ただ、本書を読んだほうが得るものは大きいと思います。

では、最後に最も心に残ったフレーズです。

【引用】
「んだ。人生はな、配られた才能で戦うしかないんや。
どのカードが当たるかはわからな。
けど、『あぁ、天才に生まれたかった』『秀才に生まれたかった』そんなこと考えるのはホンマに時間の無駄や。
大事なんは、自分に配られたカードが何かを知ること。
そしてそのカードの使い方をすることなんや」

天才を殺す凡人 職場の人間関係に悩む、すべての人へ 北野唯我 p110

上記の言葉、方言が混ざっているのは、大阪育ちの秋田犬が話しているからです。
…これだけだと何のことだがさっぱりだと思いますが。。

自分に配られたカードは何か。
それを認め、受け入れることで、組織の中でどのように動くべきか、
どのように貢献していくのか、自ずと決まってくるのだと思います。
客観的に自分のカードを判断することで、本書に書かれている人間関係の力学を、自分の人生に活かすことが出来ます。

気になる方は是非本書をお読みください。

…大阪生まれ大阪育ち、現在は仙台を拠点に東北で活動している私は、不思議な親近感を抱きました。

お読みいただきありがとうございました!

株式会社 いちたす 大窪浩太

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