
幼保業界の未来を変えたい

カスタマーサクセス(CS) 部門
伊藤明菜
初めまして!株式会社いちたすの伊藤明菜です。
今回はいちたすの1+の社員インタビュー第3弾。私は現在コンサルタントを務めていますが、1+に入社する前の7年間は保育園の栄養士をしており、入社後も半年間は事務職をしていました。
そんな私が1+でコンサルタントをするに至った理由について、詳しくご紹介します。ぜひ最後までご覧ください!
私のキャリアの始まり
私のキャリアについて語る前に、幼少期や学生時代に何を感じ、考えていたか?ということを先にお話したいと思います。
幼少期や学生時代を振り返って
幼少期から自分より小さな子どもたちの面倒を見ることが好きで、将来の夢は学校の先生になることでした。小学校の職場体験でも保育園を選び、子どもたちと直接関われる仕事により一層強い関心を持つようになりました。
中学・高校に進学すると、数学の魅力に引き込まれ、理系の道を選択しました。また、料理をすることが大好きで、次第に栄養学にも関心を持つようになりました。こうした背景から、将来は子どもたちの健康に直接関わる仕事がしたいと考え、給食に携わる管理栄養士を目指すことに決めました。
大学では、4年間栄養学について学び、管理栄養士の資格も取得しました。
私のファーストキャリアについて
ファーストキャリアでは、大学進学前からの夢であった保育園の栄養士になりました。特に私は、子どもたちや保護者に対して直接的に食育の大切さを伝えたいという思いが強かったため、中でも食育に力を入れている保育園を選びました。
保育園の栄養士の仕事は多岐に渡ります。献立作成や給食の調理といった日常的な業務だけではなく、クックパットに給食のレシピを掲載したり、食育のための教材を手作りしたりなど、子どもたちの食に関することの全てに携わりました。
その保育園の栄養士は私一人だったため、大変なこともありましたが、子どもたちが給食を残さず食べてくれたり、保護者の方から感謝の言葉をいただいたりしたときに、非常にやりがいを感じました。
日本の幼保業界をよりよくしていきたいと思ったきっかけ
1つ目の保育園に4年間勤めた後、結婚を機に2つ目の保育園に転職しました。他の栄養士の方と意見交換をしながら食育に携わりたいという思いがあったため、先輩栄養士が在籍しており、「これから食育に力を入れていきたい」と考えている保育園に決めました。
しかしその園では、経営面や人材不足の観点から園全体が慌ただしい雰囲気で、少ない人数でいかに効率よく回すかという点が重視されていました。そのため、1つ目の保育園のように食育にかけられる時間はほとんどありませんでした。
そんな中、園長先生とお話しした際に、保育園の経営の大変さや、誰にも頼ることのできない経営者の精神的な負担を知りました。
そして同時に、私自身が何も手助けできないことにもどかしさを感じ、日本の幼児教育・保育事業をよりよくしていきたいという思いで、転職を決意しました。

入社のきっかけ
いちたすに入社した理由の1つは、経営理念である「明るい未来は子どもから」に強く共感した点です。
保育園の栄養士の経験を通して、経営者が本業に集中して経営状況が良くなれば職員も働きやすくなり、子どもと向き合える時間が増えると感じました。子どもたちが明るくなることで、保護者も明るくなり、地域全体の活性化につながると考えています。
そんな社会の好循環のいちばん最初を応援する1+の役割に強く魅力を感じ、参画しました。
業務内容
現在はコンサルタントとして、幼保業界の経営者と直接やり取りを行い、安定した園運営を行うためのコンサルティングを行っています。
具体的には保育士の処遇を改善するための補助金「処遇改善等加算」についてのコンサルティングを行う事が多いです。
制度を理解する事で適切に職員に給与や賞与を支給することが出来るので、採用における競争力が高まり、コンプライアンスを守りながら、しっかり利益が出る運営サポートを目指します。
スキルアップできる環境で働く面白さ
入社後半年間は、事務職として働きました。経営者に対して直接寄り添うことのできるコンサルタント職に憧れの気持ちはありましたが、最初は未経験で不安も大きかったため、事務職として半年間働けたことは、今の自信に繋がっています。
事務職では、コンサルタントのサポートや電話対応、備品の発注、賃金台帳の入力など、様々な業務に携わりました。また、コンサルタントになったときに一人で書類を作成したり、直接お客様に対応ができるように、準備期間として先輩方にアドバイスをいただきました。
1+で働く社員の方々はとても優しく柔らかい雰囲気の方ばかりですが、仕事に対してブレない芯を持っており、非常に尊敬しています。
業務を通して感じる課題
以前の職場で感じた、保育園の経営の大変さや、誰にも頼ることのできない経営者の精神的な負担は他の園でも同様であること、いちたすに転職して気が付きました。
幼保業界は補助金で成り立つ運営のため、作成しなければいけない書類が多いのですが、けれども保育業界の専門知識が必要な業務であるため、簡単に他者に任せる事が出来ません。
年々制度が複雑になり、事務量も増えてきているため、自分一人では抱えきれなくなるのですが、既に誰かを採用したり、教育したりする時間すら無く、悪循環に陥る事があります。
そんな時、経営者の支援者が一人増えた気持ちになっていただける様な存在になりたいと思います。
今後いちたすで叶えたいこと
入社7か月目以降はコンサルタントとして、一人で戦う経営者に寄り添ってきました。入社2年目の現在では10個の案件を担当しています。
今後の目標として、今以上のサポートを実現させるために、PCのスキル向上や会計知識の習得、社会福祉法人の資格取得など、積極的に学んでいきたいと考えています。
また会社としては、信頼される権威ある存在となり、現行の保育制度に対して建設的な提言ができる企業へと成長することを目指しています。制度の改善を通じて、子どもたちがより安全で健やかに成長できる環境を守り、保育の質の向上に貢献していきたいです。
最後に
1+には、未経験からでもコンサルタントに挑戦できる環境が整っています!
保育園や幼稚園の経営に興味がある方や、新たな挑戦を考えている方は、ぜひカジュアル面談にいらしてください! 幼保業界に詳しくない方でも、コンサル未経験の方でも、「子どもたちの未来に貢献したい」という思いがあればしっかり活躍できる職場です。
未経験でもチャレンジできる環境が整っている1+で、一緒に素敵な未来を作りましょう!
皆さんにお会いできることを心から楽しみにしています♪