こんにちは!大窪由衣です。
今日は土屋哲雄著、ダイヤモンド社出版の【ワークマン式「しない経営」】をご紹介します。

株式会社ワークマン専務取締役の土屋哲雄さんが
「しない」会社が今日までどの様にして業績を上げたか、それについて詳しく解説してくれます。

本書のテーマは下記3つです。
①ブルーオーシャン市場の発見
②客層拡大方法
③自分の頭で考える社員の育て方

今回は③のテーマの中で私が興味深いと感じた箇所をご紹介させていただきます。

人は会社の大きな目標が自分の会社でやりたいことと一致すると、
思わぬ力が出る。

ワークマン式「しない経営」 土屋哲雄雄著 ダイヤモンド社出版 P116

上記の引用箇所は特に太字で書かれていた訳ではなく、
著者の土屋氏もここが一番のポイントだとは決して言わないと思いますが、
私はこの一文が、従業員を抱える経営者には必要な一言の様な気がしています。
さらに、読み進めていくと…

会社の夢(経営ビジョン)が語られる機会は多いが、そこに社員の夢が同居していることはめったにない。
ビジョンを共有するというが、それは会社の夢を社員が理解すること。
夢、希望、興味というのは、自分のものであるから能動的に動くのであって、
他人のものには無関心なのである。

ワークマン式「しない経営」 土屋哲雄雄著 ダイヤモンド社出版 P228

経営者から良く聞く話の中に、
・気が利かない。
・いわゆる「指示待ち」な人が多い。
・言われた事しか出来ない。
上記三点の様な内容を聞くことがあります。


自分の会社の事だから、従業員は自分の事の様に考えて行動してくれるはず(べき)だ。
私たちはそう思い込んでいたのではないでしょうか…
会社の理念はあくまで他人の夢、その事を前提に従業員の夢と企業とのマッチングを図っていく必要性を強く感じています。

特に幼児教育・保育業界は女性が多く働く職場です。
男性たちは、自分のやりたい事と企業の理念のマッチングを長期的視野で考えている方が多い様に思います。
なので、自分と企業とのズレがあったら独立する、もしくは退職後ステップアップする。
10年、20年と自分のキャリアと見据えているんです。


一方女性は、目の前の仕事に向き合う事を得意としている気がします。
自分の会社で自分がどうなりたいか、10年後、20年後にどんな人間になっていたいか…
自分がどうなっていたいかを会社を含めて考えて良いのだと考えていないからこそ、
他人の夢だと他人事で終わってしまうのではないでしょうか。

当社では、
女性従業員がどんな人間(理想の自分)になりたいか

理想の自分になるためには会社でどう働くのか

企業理念とどうマッチングしていくか

上記の流れで従業員と一緒に考えます。
他社様でも行っておりますので、ご興味がありましたら一度ご連絡下さい。

株式会社 いちたす 大窪由衣

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