こんにちは。長 恵理奈です。
今回は、すでにこちらのブログでも紹介している
ダイヤモンド社出版 土屋哲雄著【ワークマン式「しない経営」】について私の視点からご紹介させていただきます。

本書は社員のストレスになることはしない、ワークマンらしくないことはしない、
価値を生まない無駄なことはしない、
この3つの柱を軸にワークマンの経営について書かれていますが、
ここに書かれていることは多くの企業では行われていることではないかと思います。
本書を読み進めると、「しない経営」はやるべき事に集中して取り組むということだと思いますが、
実際に行うのは簡単なことではないと感じます。

本書の中で印象に残った箇所や興味深い箇所はいくつかあるのですが、
その中から一つ挙げるとすると「期限を設定しない」ということです。

ワークマンではさまざまな仕事に期限を設定しない。
その代わりに、やろうと決めたことは時間がかかっても必ず実現させる。
無理な期限を設定すると、締切を守ること自体が目的化し、仕事の質が下がる。
(中略)一方で、期限がなければ、自分で工夫して必ずやり遂げる。

ワークマン式「しない経営」P110 ダイヤモンド社出版 土屋哲雄著

業務内容にもよると思いますが、項目ごとに設定された目標やノルマ、期限等はあるものだと思っていました。
しかし、本書を読んでいると期限がないことで、自分で目標を設定したり、手順を考えながらできる。
自発的に仕事に向き合い、創意工夫しながらできるとモチベーションも上がり、何より目の前の仕事が楽しくなるのではないでしょうか。
その結果、良い成果へと繋がるのだと思います。
ワークマンの「しない経営」は自発的な社員が要となっているように感じます。

ワークマンは作業着専門店だと思っていましたが、新市場展開し最近では大阪市内に#ワークマン女子をオープンしたそうなので、機会があればぜひ行ってみたいと思います。

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

株式会社いちたす
長 恵理奈

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