後継者育成支援
理事長や園長といった役職は、保育現場の延長線上にある役職ではありません。
理事長や園長が身につけるべき知識・能力・心構えを明確にし、後継者を育成していく支援をいたします。
現場の先生から見ると「理事長が何をしているのかわからない」「園長が何をしているのかわからない」といったお話を聞くことがあります。
理事長先生や園長先生に求められている業務は、園の保育現場に入ることではなく、法人や園全体の将来を見通した計画や園の理念の確立、決算・予算の作成、保育士の育成・採用など、「経営」や「財務」、「マネジメント」と呼ばれる業務です。
そのためには、園全体の業務についても理解している必要があるため、園長職を担える方は常に人材不足だと言われています。
理事長先生や園長先生が「まだまだ続けていく」「手が足りなくなっていない」というときは、後継者の育成は課題として上がりません。しかし、不測の事態が起きたときは、優先順位が一気に跳ね上がります。
- 現理事長が、別事業に力を入れる必要が出てきた
- 急に公立の保育園の民間委託を受けることになった
- 現園長が、定年で退職したいと申し出があった
など、想定していない事態も起こるものです。
そうしたとき、事前に後継者候補が育っていれば、思い切ったチャレンジも出来ますし、日常業務に大きな影響を出さずに乗り切ることが出来ます。
後継者の育成は、日常から行っておく必要があります。
しかし、法人内部だけでは、なかなか後継者候補の育成は難しい面もあります。そのようなときは、外部の人間を入れ、プロジェクト化することをお勧めします。
サービスの特徴
法人が置かれている状況は様々ですので、理事長や園長が担っている業務も法人によって様々です。
まずは、現理事長や園長が行っている業務を把握し、そのなかで身につけるべき知識・能力・心構えを明確にする支援をいたします。
たとえ知識・能力があったとしても、法人の理念や大切にしていることを軽んじる方は後継者にはなりえません。
後継者を育成することで、法人の理念や目指すべき姿も明確になっていきます。
これまで行っていなかった新しい事業を始めるときは、後継者を育成する良い機会です。
新規事業を任せることで、大きな経験を積ませることが出来ます。また新規事業に時間を掛けるために、これまでの事業を任せるという方法もあります。こちらも責任者・後継者としての自覚を持つためには良いことです。
そのためには、事が起きる前に、知識や能力を高めている必要があります。後継者育成、と聞くと大ごとに感じますが、日常から行っていく必要があります。
後継者を育てていく過程では、ある程度任せきるという姿勢も必要になります。
ただ、それが放任になってしまっては、期待通りの結果を得られなくなりますので、定期的なフォローは必要です。
弊社のコンサルタントが月1回、1対1で面談を行うことで、理事長と後継者候補の橋渡しやチェック、フォローを行います。
幼稚園・保育園・こども園とは、まったく関係のない業界で働いていた方を後継者候補として迎え入れる場合は、幼児教育・保育業界の基礎知識や現場で必要になる制度・会計の知識をまとめてお伝えする「いちから始める 保育園経営者トレーニング」を用意しております。
こちらのトレーニングを後継者候補の方に受けて頂くと、経営を行う上での知識は一通り身につきます。
料金一例
サービス名 | 料金 |
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後継者育成支援(月1回1時間のZoomミーティング) | 税込 44,000円~(月額) |
コンサルティング契約(月1回1時間のZoomミーティング) | 税込 44,000円~(月額) |
コンパスブックの作成 | 税込 660,000円~ |
いちから始める 保育園経営者トレーニング(全15回、各 1〜1.5 時間) | 税込 1,320,000円 |