※こちらは2024/01/18にメールマガジンで配信した内容です。
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いつもお世話になっております。
株式会社いちたす マーケティングチームです。
幼稚園、保育園、認定こども園、小規模保育事業、企業主導型保育事業など
様々な施設類型の経営に役立つ情報を配信しています。
本日は、株式会社いちたす代表取締役のエッセイをお届けします。
社のメルマガをご覧いただきまして、ありがとうございます。
株式会社いちたす代表取締役の大窪由衣と申します。
本日は30代女性社長のマネジメント奮闘記についてです。
かねてよりお客様から、
他業種の人のマネジメントの話が聞けるのが面白い!
という有難いご意見を頂戴しておりますので、
今回は「職員の強みを社風にする方法」でお話させていただきたいと思います。
まずは、みなさまに質問をさせていただきます。
質問:「あなたの園には、どんな資質の職員が多いですか?」
そう聞かれたら、いかがでしょうか?
すぐに言語化出来る方もいらっしゃれば、
なんとなく、これかなと思う方もいらっしゃるかと思います。
弊社のお客様に伺うと、以下のような資質がありました。
- 悔しい気持ちを持ち、諦めない心を持つ職員
- まずは行動する職員
- やりたいと思ったらやる、実行力のある職員
- 感謝の気持ちを大切にする職員
- 臨機応変で柔軟な職員
- 礼儀を重んじる職員
- スピード重視の職員
- 丁寧に生きることに喜びを抱く職員
などなど、教育や保育理念を伺うと共通する内容が多いにも関わらず、
職員の資質は本当に様々なんです。
園の本当の個性は、どんな資質をもった職員が所属しているのか?
なのかもしれません。
弊社の事例共有から少し話は反れましたが、
いちたすの職員の5つのDNAのうちの1つに、以下のものがあります。
「智を深める」
なぜ、このDNAなのかというと、
理由は2つです。
- コンサルタントとして、常に知識をアップデートできるような
知的好奇心がある人じゃないと、入社しても苦しくなる。 - 経営者側の視点が必須となるため、
経営者の視座の高さを想像して行動できる人じゃないと、
経営コンサルタントとして活躍が出来ない。
この2つの強みが無い人は入社しても近いうちに離職してしまいます…
そういう理由でこの強みをある人を評価するような仕組みを導入しています。
例えば「図書祝い金制度」です。
ビジネス書や実務書を読んだら、共通のスプレッドシートに、
読んだ本のタイトル、
内容についての5段階評価、感想を入力します。
誰が1番本を読んだか?競争して、
1位~3位までの人にそれぞれの順位に応じた、
アマゾンギフトカードをお渡しします。
本人にとって大した金額ではないとは思いますが、
この強みを持つ職員をしっかり評価したいという会社からの意思表示です。
みなさまの園の、強調したい職員の強みにおける、
プラスの評価はありますか?
人事評価制度の構築は時間がかかって今すぐは難しいとは思いますが、
ちょっとしたものでも、園独自の職員の資質を伸ばすことになるのではないか?と思っています。
すでに何かしら導入されていらっしゃる方も多いと思いますので、
もし面白い事例がございましたら、是非教えていただきたいです。
- 教育や保育の理念よりも、実は職員の資質に独自の色が現れる
- 複雑な人事評価制度ではなくても、プラス評価をする事が出来る
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
手前味噌で恐縮ではございますが、何かのお役に立ちますと幸いです。
次回もよろしければ、ご覧下さいませ。