子どもたちに還元できるしごとを。

いちたす職員インタビュー廣澤 輝顕署名画像

カスタマーサクセス(CS) 部門
廣澤 輝顕

こんにちは!
株式会社いちたすの廣澤です。

入社してまだ1ヶ月ですが、これまでのキャリアや、いちたすに入社した理由、今後の目標などをお話しさせていただきます。

私のキャリアの始まり

岩手県の大船渡市出身で、学生時代はピアノを弾いたり、吹奏楽部の活動に明け暮れたりの毎日でした。高校卒業後は盛岡市に移住し、岩手大学で情報システム工学を学びました。

理系の学部に進学したものの、ユニクロでのアルバイト経験がきっかけとなり、人と接する仕事に強く惹かれたことで、自動車ディーラーでの営業の世界に飛び込みました。

ディーラー営業から地方公務員へ

ディーラー営業を数年務めた後、地元大船渡市の地方公務員として7年間働きました。このときの転職は、2011年3月11日に発生した東日本大震災の経験が大きな動機になりました。

悲惨なニュースを目にするにつれ、被災地である地元・大船渡の復興や支援に直接関わりたいという想いが芽生え、「もっと地元に根ざした形で、人の役に立ちたい」と強く感じるように。そうした気持ちから、地方公務員へと転職しました。

公務員生活のうち6年務めた教育委員会では、市立小中学校や保育園などの各教育機関の職員とのやりとりはもちろん、在籍する児童・生徒たちの学校生活にも少なからず関与できたことが印象的でした。

震災復興の一環として「保育園に砂場用の砂を寄贈したい」というお申し出のもと行った寄贈イベントでは、子どもも大人も一様に笑顔しかなく、その光景は今でも忘れられません。

その後は観光関係の部署に異動し、船会社や旅行代理店との関係性維持や、地元のPR活動にいそしむポジションを担当。ここでは地元企業のみならず他県の幅広い業種・立場の方々とお付き合いでき、刺激的な毎日でした。

このように、様々な人々と向き合いながら一緒に課題を解決していく日々はとても充実していました。「誰かの役に立てている」という実感と共に、この仕事を選んでよかったと思える瞬間が何度もありました。

転職とフリーランスへの挑戦

その後、家庭の事情も重なり、再び転職を決意しました。一番大きかったのは、子どもの将来についてあれこれ考えるようになったこと。「子どもにもっと幅広い選択肢を」──そんな思いが日々大きくなっていきました。

地元は自然が豊かで、時間の進みもゆるやかに、のびのびと暮らせる素晴らしい場所です。その一方で、進学や習い事、将来の選択肢は限られる面もある。

「子どもが何かに挑戦したいと思ったとき、その“選べる環境”を用意しておきたい」、その思いに背中を押され、仙台へ移住する決断をしました。

そして、働き方にも柔軟さが必要だと考え、フリーランスとしての道を選びました。アウトソーシングサービスなどを通じて、フルリモートで自分のペースで仕事を進める毎日。

自由に働けるなどのメリットがある反面、少なからずデメリットもありましたが、ここでも様々な領域の業務に挑戦することができました。

廣澤社員インタビュー画像②

いちたすへ入社するきっかけ

子育てに少し余裕が出てきた頃、「もう一度、自分の経験や力を、社会のために活かしていきたいな」と思うようになり、フリーランス以外の働き方も模索しだした頃。いちたすに出会ったのは、ちょうどそんなタイミングでした。

決め手になったのは、「スキルを活かせそうだから」だけではなく、“共感できる想い”に出会えたこと。中でも惹かれたのが、いちたすの保育業界への向き合い方です。

私も2人の子どもを育てる中で、また過去に公務員としてやり取りする中で、保育園の先生たちの事務作業は大変そうだな…と感じていました。そんな現場の“困りごと”を再び支える側になり、ひいては子ども達に還元できる立場になれたらいいなと思ったんです。

「明るい未来は子どもから」──いちたすが目指しているその姿勢にとても共感し、「ここで働きたい」と、自然と気持ちが動きました。

いちたすでの働き方とやりがい

いちたすでは今、コンサルタント業務のサポートを中心に、社内の幅広い業務に少しずつ携わり始めています。入社してまだ1ヶ月のため、まだ全体像を掴みきれていない部分もありますが、その分、自分の経験を活かせそうな領域を探りながら、試行錯誤しつつ模索しています。

最近では決算対応や行政提出書類の作成支援など、自分の未経験の領域に積極的に取り組んでいます。最初は戸惑いもありましたが、「これお願いしてもいいですか?」と声をかけられる機会が少しずつ増えてきて嬉しいです。

現場と直接関わる機会はまだ多くありませんが、社内の支援業務を通して現場の反応が届くこともあり、「助かりました」「ありがとう」といった言葉に触れるたび、自分の関わりが誰かの助けになっていることを感じられて、もっと頑張ろうと思えます。

今後の展望と目標

「いちたす」での目標は、これまで培ってきた経験を土台にして、会社の事業をより広く・深く広げていくことです。その理由は、これまでのキャリアの中で感じてきた“仕組みで人を支える”ことの可能性に惹かれているから。

市役所時代には行政の立場で、フリーランス時代には自律的な働き方の中で。そして今はコンサルという立場で、常に誰かの課題に寄り添いながら、よりよくするための方法を模索してきました。

だからこそ、いちたすというフィールドの中で、単に担当業務をこなすだけではなく新たな価値を創出できる“仕組みの起点”になっていきたいと考えています。

 現場の負担を軽減し、そこで働く人たちがもっと子どもたちと向き合える時間を増やせるように。そして子どもたちの幸せがひとつでも増えるように。そんな循環をつくることが、自分にできる一番の社会貢献だと信じています。

最後に

いちたすは「自分の力を活かせる場所」が何かしら見つかる会社だと感じています。
部署による業務範囲の区切りはあれど、「この人にお願いしたい」と様々な仕事を任せてもらうことで、自分の過去の経験がちゃんと意味を持つ。そんな実感があります。

もちろん、会計分野は未経験でしたし、覚えることも多くて大変です。その分、現場の先生方や子どもたちのために自分が少しでも力になれていると思える瞬間は、やはり嬉しいもの。

「ここでもっと力を発揮できるようになりたい」と思える環境で働けるのは、とても貴重なことだと思います。もし、自分のペースを大切にしながらも、社会の役に立つ仕事をしたいという想いがある方は、ぜひ一度カジュアルに話を聞きに来てみてくださいね。

皆さんのご応募をお待ちしています!