※こちらは2023/5/26にメールマガジンで配信した内容です。
 メルマガを購読希望の方は、お問合せフォームよりご連絡くださいませ。

いつもお世話になっております。
株式会社いちたす マーケティングチームです。
幼稚園、保育園、認定こども園、小規模保育事業、企業主導型保育事業など様々な施設類型の経営に役立つ情報を配信しています。

本日は、株式会社いちたす代表取締役のエッセイをお届けします♪

社長エッセイ

前回の経営よもやま話では、
「価格交渉」という経費削減を行う上では、切っても切り離せないテーマを取り上げました。

モノやサービスを購入する際、「どのように価格交渉をしていくか」
前回のおさらいにはなりますが、以下の3つの選択肢を挙げていました。

1:「もっと安くして欲しい」と直接的に伝える。
2:「他の会社はもっと安くしてくれていますよ」と遠回しに伝える。
3:面倒なので提示された価格で契約する。

今回は、価格交渉を行いたくないという方でも、
無理なく価格交渉を行うための4つ目の選択肢をご提案します!

4:詳細な理由と感謝を添えて、お断りの連絡をする。

あくまでも私個人のベストな方法にはなりますが、私の一番楽な方法です。
(魔法の様な手段じゃなくて申し訳ございません。)

具体的には以下の様な内容のメールを送るか、電話で伝えます。

「先日お見積りいただきましたが、他社様が小ロットからでも注文を許して下さり、
〇〇円とご提示いただきましたので、今回は残念ですが購入を見送ろうと思います。

誠実にご対応いただきましてありがとうございます。
次回機会があれば、是非御社にお願いしたいと考えております。」

上記の様にお断りの理由を明確にして連絡する様にしています。

そうすると、本当に売りたい、その条件ならうちも頑張りたいという業者は価格を下げてくれますし、
その条件では損をしてしまう、もしくは値引きをするつもりはないという業者は引き下がります。

相手に無理を言わなくて済む上に、価格が変わる可能性があります。
(あくまでも可能性です。)

もしくは、感じの良い業者の方で本当はその方とお付き合いしたい、でも金額が見合わない場合があれば、

「お付き合いしたいけれども、他社では〇〇円なのでどうしてもお付き合いが出来ない…」
と、正直にお願いするもの良いかもしれません。

【まとめ】
・初めての業者と取引をする際は、複数見積りを取り、適正金額を把握する。
・詳細なお断りの理由と、対応してくれたことへの感謝の連絡を行う。
・お付き合いしたい業者だが金額が見合わなければ、その旨を他社の条件と併せてお伝えする。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
次回の経営よもやま話は、経費が経営に及ぼす影響について記載出来ればと思います。

よろしければ、ご覧下さいませ。

【余談】
私事で大変恐縮ですが、以前に価格交渉で大幅な値引きをしていただいたことがあり、
もちろん嬉しい反面、適正金額って一体何だろう…

価格交渉をしていなければ損をしていたのでは…?
そんな不安な気持ちになりました。

当社では最初から「適正価格」を意識して値決めをしております。
皆様同じ金額ですのでご安心下さい。