今回は、愛知県の幼保連携型認定こども園須成東幼稚園にインタビューしました。
1979年に設立された、歴史ある園を引き継いだ西垣喜江園長は、ご両親が築いた園が地域に必要とされ続けるために、強い覚悟を持って園運営にあたっています。

しかし、西垣園長を最も苦しめていたのは、処遇改善等加算を始めとする複雑な国の制度と、それに伴う膨大な書類作成業務でした。

多額の加算費が何に使われているのか内訳が分からず、「夜も寝ずに書類を作るのが常態化」するほどの事務負担は、やがて「このままではいけない」という強い危機感に変わりました。「書類の暗闇」を抜けるため、西垣園長は専門家である「いちたす」にご依頼くださいました。

サービス導入後、西垣園長は煩雑な事務作業から完全に解放されました。夜の時間は睡眠や家族との団欒に使えるようになり、業務効率は劇的に向上。明確な数字の裏付けと根拠を得たことで、経営に対する不安は解消され、本来の目的である「子どもも職員も笑顔で過ごせる園運営」に集中できるようになりました。

今回は西垣園長に、経営をめぐる苦悩と、いちたす導入によって得られた劇的な変化、そして園が目指す未来について詳しくお話を伺いました。

西垣喜江理事長
  • お話を伺った方
    西垣喜江先生
    学校法人西垣学園 2代目理事長
  • 施設情報
    • 名称:学校法人西垣学園 須成東幼稚園
    • 所在地:愛知県海部郡蟹江町
    • 施設類型:幼保連携型認定こども園
    • 園児数:176人(2025年9月インタビュー時)
    • 職員数:約30人(2025年9月インタビュー時)
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 幼児教育の道を継ぐ、二代目理事長兼園長

お父様である前理事長が購入してくださった畑で食育活動

創業のきっかけは、地域のお母さんたちの声

西垣先生のお父様は元々お菓子屋さんを営んでいました。当時、お客様である地域のお母さんたちが口々に「子どもを預けたいのに預ける場所がない」と嘆くのを聞いたのが、西垣学園創業のきっかけです。

「それなら、自分にできることがあるはずだ」と、お父様が所有していた土地に幼稚園を建てることを決意。驚くべきことに、お母様は45歳にして、幼稚園の免許もない状態から夜間の学校に通い、幼稚園教諭の免許を取得されました。昼間は立ち上げ準備、夜は学校という多忙な日々を過ごし、創業当初は知り合いの先生と2人で現場を切り盛りされたという、情熱的なエピソードです。

 ご両親が築いた園を未来へつなぐ覚悟

末っ子である西垣先生は、幼少期からお母様の働く姿を見て育ちました。

西垣先生

寂しさはあったけれど、母の働く姿はかっこよかったです。

当初は兄が園を継ぐ予定でしたが、様々な経緯を経て、ご両親が築いた園の経営を引き継ぐことになります。

「こんな私が、こんな大きな園の経営をやっていけるのか」という葛藤は大きかったものの、両親が築いた園を存続させ、地域に必要とされ続けるために、自らが責任を負い、園を次の時代へ導くことを決断されました。

「処遇改善」という書類の迷路に立ち尽くす

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認定こども園移行で直面した「書類の壁」

社会の変化に伴い、西垣先生は園児の減少や共働き家庭のニーズに対応するため、幼稚園から幼保連携型認定こども園への移行を決断されました。

しかし、この移行で、西垣先生は大きな苦しみに直面します。

西垣先生

処遇改善が何ということも知らないまま、認定こども園の書類を作る日々は、本当に大変でした。夜も寝ずに作るのが常態化していたんです。

制度の知識がないまま、膨大な量の書類作成に追われ、2年経っても状況は変わりませんでした。3年目には、年度末に国から多額の施設型給付費が振り込まれたものの、合算で入金されるため、何の費用がいくらなのか、内訳すら分からないという事態に陥ります。

西垣先生

何がいくらで、処遇改善がいくらで…という内訳がわからず、本当に困り果てていました。相談できそうなところには足を運びましたが、聞いてもはっきりした答えは得られませんでした。

書類作成は夜中に及び、疲労がピークに達していました。書類を作っては何度も差し戻され、精神的にも追い詰められる中、「やっと終わった」と思ったらすぐに次の実績報告の時期が来るという恐怖のループでした。

社労士の先生の紹介で「いちたす」と出会う

この苦しい状況を打開すべく、相談したのが社会保険労務士の先生でした。社労士の先生も一緒に考えてくれたものの、専門外の領域のため解決には至らず、最終的に幼保業界の支援に特化し、処遇改善に対するコンサルティングも行っている「いちたす」を紹介してくれたのです。

西垣先生

社労士の先生が『ここに頼んだらどうかな』と見つけてくれたんです。分からないまま突き進むとそのまま4年目を迎えてしまうから、費用はかかっても専門家に助けてもらうことを決めました。

こうして、西垣先生はいちたすのサポートを受けることを決断されました。

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「暗闇」が「光」に変わり、仕事が大幅に減少!

運動会 跳び箱8段に挑戦!

 契約前の不安は「金額」と「追加料金」

契約前、西垣先生は費用に対して正直な不安があったといいます。

西垣先生

正直、高いなと思いました。この金額を払ってどこまでやれるのか、追加のオプションでどんどんお金が上がってしまうのではないかという不安もありました。

しかし、蓋を開けてみると、不安は払拭されました。特に、単なる書類作成支援だけでなく、制度を理解するためのコンサルティングの時間が持てるコースを選んだことが正解でした。

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業務負担が激減!心も体も元気を取り戻す

いちたすのサービスを導入したことで、最も大きな変化は業務量の激減です。

西垣先生

もう本当に仕事量が1/5、いや1/10以上になったんじゃないかな。心が軽くなりました。

人事院勧告分って何?」というレベルだった西垣先生にとって、処遇改善の専門知識を基礎から教えてもらい、複雑な書類作業を大幅に削減できたことは、まさに暗闇から光へ出るような体験でした。

西垣先生

夜寝る時間ができて、ご飯を作ってあげる時間も持てるようになった。職員とも腹を割って話す時間も取れるようになった。本当に感謝しかないです。

どんな人に「いちたす」のサービスを勧めたいですか?

西垣先生は、当時の自分のように悩んでいる園長先生たちに、いちたすのサービスを強く勧めたいと言います。

西垣先生

書類が苦手な方はぜひ! 処遇改善のシステムが分からなくて、配分やお金がどれだけ残るか分からずに悩んでいるところは、ぜひぜひ利用した方がいいです。

子どもの笑顔があふれる健全な職場へ

元気いっぱいな子どもたちの様子

いちたすに望むこと

現状、処遇改善のサポートには大変満足しており、望むことはないとのことですが、現場が抱える課題として「職員の採用」の難しさを挙げられました。

西垣先生

人材紹介会社を使っても費用が高く、しかも人が来ない。保育業界は求人難なので、力のある職員を集めることが今の最大の悩みです。

須成東幼稚園がこれから目指したいこと

西垣先生が目指すのは、「お友達大好き!先生大好き!幼稚園大好き!」と子どもたちが毎日通ってくれる園です。

そのビジョンを実現するために、先生たちが笑顔で、心の底から仕事を楽しめる健全な職場であることが不可欠だと考えています。

西垣先生

子どもが笑顔で行くし、先生たちも笑顔がいっぱいであれば、保護者もきっと安心して預けてくれる。そういった、みんなが安心して過ごせる幼稚園であり続けたいです。

理事長として多忙な日々を送る中でも、運動会の練習やお遊戯会の衣装作りなど、現場で子どもたちと接する時間が何より楽しいという西垣先生。これからも、事務負担を軽減し、先生が笑顔で保育に集中できる環境作りを目指していきます。

西垣先生

お金では買えないご褒美がいっぱいある、本当に楽しい仕事です。これからも、保育の現場に携わり続けたい。

お客様情報

須成東幼稚園の園舎の様子
  • 名称:学校法人西垣学園 須成東幼稚園
  • 所在地:愛知県海部郡蟹江町
  • 施設類型:幼保連携型認定こども園
  • 園児数:176人(2025年9月インタビュー時)
  • 職員数:約30人(2025年9月インタビュー時)