みやぎの就業体験プログラムに株式会社いちたすが参加し、2024年8月19日から8月23日までの5日間、3名の大学生を受け入れ、弊社の社内にて株式会社いちたすの就業体験プログラムを実施いたしました。
本記事では、みやぎの就業体験プログラムのスケジュールや株式会社いちたすの就業体験プログラムの概要、参加された大学生の感想などを紹介しています。
少子化の今、求職者も減少していますよね。
そんな状況下で、これから社会で活躍される大学生の方と関わらせていただくことは、今後の人事戦略を考えていく上で非常に貴重な機会でした。
特に大学生さんのリアルな声は、新卒を採用される幼稚園・保育園の経営者の方にも参考にしていただけるかと存じますので、ぜひ最後までご覧くださいませ。
みやぎの就業体験プログラムとは?
みやぎの就業体験プログラムは、主に大学1・2年生を対象とした仙台市とみやぎ・せんだい人材育成協働事業プラットフォーム主催の5日間の就業体験プログラムです。
就職活動前の大学生に対する地元企業のPR、就業体験を通じた地元企業と大学生の相互理解の促進、就業体験終了後に成果報告会を開催し大学生の地元企業に対する理解を深めることを目的としています。
みやぎの就業体験プログラムへ参加した経緯は、以前に弊社が仙台市の「仙台で働きたい!仙台市就活お役立ちポータルサイト」の取材をお受けした繋がりから、本プログラムにお声がけをいただきました。
大学生の方が宮城で働くイメージを持つ一助になりたいと思ったのはもちろんですが、本プログラムに弊社が参加することで「大学生の視点から見た弊社を知り、求人に活かせる知見を学ぶこと」という目的もありました。
みやぎの就業体験プログラムのスケジュール
ここでは、みやぎの就業体験プログラムのスケジュールについて説明します。
参加企業向け就業体験プログラム作成セミナー
参加企業向け就業体験プログラム作成セミナーは、5月21日、28日の2日間にわたって開催されました。
1日目は、昨年度参加企業の事例紹介、大学生の求める体験内容、自社の魅力の整理についてご説明いただきました。
2日目は、大学生を受け入れるためのオペレーション、大学生への打ち出し方についてご説明いただきました。
学生向け説明会
学生向け説明会が、6月26日、27日に東北学院大学五橋キャンパスにて会場とオンラインのハイブリットで開催されました。
弊社は27日の説明会に参加し、大学生に向けて弊社で実施予定の就業体験の概要を説明しました。
株式会社いちたすの就業体験プログラムでは、「求職者向けSNSで発信する投稿物の企画・作成」をテーマに、求職者向けインスタグラムのコンテンツ企画から投稿物の作成までを体験いただきます。
SNSを使ったマーケティングに興味のある方には、特に楽しんで取り組んでいただけるような内容をご用意いたしました。
学生向け説明会は2日間にわたり、参加企業数は約40社、延べ251名の大学生が参加されました。
説明会に参加された大学生さんに、大変ご好評をいただいたようです!
私は実際に会場で弊社向け説明をして、企業様のご説明も聞かせていただきました。
どの企業様も熱のこもった会社紹介・就業体験プログラムの紹介をされており、採用・求人に力を入れていることを肌で感じました。
弊社も採用・求人に力を入れているため、刺激をいただきながら大変勉強になりました。
就業体験
就業体験が8月2週目から9月中旬に開催されました。
みやぎの就業体験プログラム参加している各企業で大学生を受け入れ、就業体験が行われました。
弊社では、8月19日から23日までの5日間、3名の大学生を受け入れ就業体験プログラムを実施しました。
成果報告会
成果報告会が10月上旬に開催される予定です。
大学生から実際に行った就業体験の内容や感想、気付き等について説明いただけるとのことです。
弊社の社員も参加する予定ですので、成果発表会の様子は後ほど更新してまいります。
株式会社いちたすの就業体験プログラムで実施したこと
株式会社いちたすの就業体験プログラムは、下記内容の就業体験を実施しました。
就業体験日 | 2024年8月19日(月)~8月23日(金)の5日間 |
時間 | 9時30分~18時30分 |
場所 | 株式会社 いちたす |
参加人数 | 3名(大学1年生、女性3名) |
体験内容 | <求職者向けSNSで発信する投稿物の企画・作成> 1日目 ベンチマーク調査、求職者のペルソナ設定 オリエンテーション、弊社について調べたことを共有、 幼稚園・保育園業界のイメージを出し合う、求職者のペルソナ設定 2日目 コンテンツの企画 参考になる投稿物の調査、作成する投稿物の検討、 職員インタビューの内容の検討 3日目 職員へのインタビューと結果のまとめ 職員インタビューの実施(3名)、職員インタビューのまとめ、 成果物の見直し、投稿物の作成 4日目 投稿物の作成 職員インタビューの実施(2名)、職員インタビューのまとめ、 投稿物の作成 5日目 投稿物のレビュー 投稿物のレビュー、投稿物の修正、成果発表会の準備 |
就業体験2日目に検討していただいた「大学生さんの考える求職者のペルソナ設定」は想像以上にリアルで、弊社に合いそうな人物像を検討していただきました。
また、大学生3名の皆さんの個性がそれぞれ異なっていることも、興味深く感じながら関わらせていただきました。
3人の意思疎通や意見集約に工夫をされながら、得意不得意な分野を補い合いながら作業を進められている姿が印象的でした。
株式会社いちたすの就業体験プログラムに参加した大学生の声
ここでは、株式会社いちたすの就業体験プログラムに参加した大学生の声を紹介します。
参加された3名の大学生は、経済学部に通う大学1年生で、同じ学部のご友人とのことです!
みやぎの就業体験プログラムに参加しようと思ったきっかけ
みやぎの就業体験プログラムに参加しようと思ったきっかけは、大学の先生から「自分のキャリアアップに繋がる、このような機会はあまりない」と勧められ、大学生ご自身も就職活動に対して漠然とした不安があり、就業体験を通じて「働くとはどういうことなのか」知りたいと思い応募されたとのことです。
株式会社いちたすの就業体験プログラムに参加しようと思ったきっかけ
宮城の数ある企業の中から、弊社の就業体験をプログラムに参加しようと思ったきっかけについて、参加いただいた大学生へ伺いました。
幼稚園・保育園業界に特化しているコンサルティング会社をはじめて聞き、興味を惹かれ詳しく知りたいと思った。
姉から定員超過で希望の保育園に子どもを預けられなかった話を聞き、自分にできることはないか考えていたので、幼稚園・保育園業界に間接的に貢献できると知り、魅力を感じた。
幼稚園や保育園を対象としたコンサルティングを行っている会社をはじめて知り興味を持ち、「経営者の家族になる」という会社の理念に共感した。
コンサルティング職や幼稚園・保育園業界の社会課題に興味がある大学生、弊社の理念に共感いただいた大学生の方にご参加いただきました。
株式会社いちたすの就業体験プログラムに参加してみてのご感想
弊社の就業体験プログラムに参加した感想についてお聞きしたところ、大学生から下記内容についてお話しいただきました。
SNSの投稿物の作成について、全員同じことを考えて作成していると思っていたが、話し合いをするうちにお互いが考えている投稿物の完成像が違っていることに気づき、共通理解や認識の擦り合わせの大切さを実感した。周りの意見を聞いたうえで自分の意見を伝えることが苦手だと感じたため、今後は自分の考えを言語化して相手にうまく伝えられるようになりたい。
自分の考えを相手に伝えることは難しいことだと思うので、お客様の現状をよりよくするために考え、提案する仕事に魅力を感じた。将来は社会に貢献できていると実感できる仕事に就きたいと思った。
職員インタビューではじめて実際に働いている社会人の話を聞き、どういったことにやりがいや魅力を感じているかを知ることができた。中でも職員のみなさんが職員同士の距離感に心地よさを感じていることが分かった。今まで就職先を考えるときはお金や福利厚生が大事だと思っていたが、仕事内容や人間関係も大事にした方が良いのではと自分の考えが変わり始めた。自分が働くときもやりがいや魅力を感じながら働きたいと思った。
弊社の大きな魅力の1つが「職員同士の距離感の心地よさ」と、大学生さんから教えていただきました。
私自身はもちろん、どの職員の方も同じように感じているということは、求職者への強いアピールポイントになると、気づかせていただきました。
就業体験プログラム成果発表会の様子
就業体験プログラムを終えた大学1~2年生の皆様が、2024年10月9日~11日の3日間に分かれて、就業体験先での経験を通して学んだことを発表する成果発表会が開かれました。
弊社は2024年10月11日の日程に参加させていただきました。
成果発表会は「学生は発表するだけ、参加企業は聞くだけ」の一方通行な催しではなく、大学生1人5分の発表に対し同席した企業と大学生の対話が15分設けられ、大学生の皆様が今後の就職先選びの軸について気付きを深められるイベント構成となっていました。
就業体験をされた大学生の皆様のお話を聴くと、
- たくさんの社員の方と話すことができて働くイメージがしやすかった
- 社員同士の関係性が、理想的だと思った
- お客様の目線に立って考えるという経験ができて、視野が広がった
など、職場選びの軸が見えたり、経験から成長を感じたりと、収穫の多い就業体験だったことが伝わってきました。
最終的に就業体験プログラムに参加された大学生は、約50名とのことでした。「人生で一番濃い5日間だった」と話される大学生の方もいらっしゃいました。
初めて就業体験プログラムの参加企業として関わらせていただきましたが、大学生の職業選択において、少しでもお役に立てていれば幸いです。
まとめ
みやぎの就業体験プログラムに参加して、地元の大学生の方に幼稚園・保育園業界のコンサルティング会社である「株式会社いちたす」について、興味を持っていただけたのではないかと感じました。
また、職員インタビューを終えた大学生から、「職員のみなさんが、人間関係に心地よさを感じていた」と感想をいただき、大学生からインタビューされることで、普段聞くことができない一緒に働いている職員がどのように感じているかを知ることができ、弊社で働く上での魅力について知ることができました。
地元企業と大学生の相互理解の促進というみやぎの就業体験プログラムの目的が達成できたと感じます。
今回の就業体験で、新たに認識した「株式会社いちたす」の魅力をさらにPRしていきたいと思います。
弊社では現在制度の説明や業界の最新情報等、幼保業界の経営者の方に向けてお役に立てる記事を発信していますが、幼保業界の役割を正しく伝える等、業界の外にいる方たちに向けて業界そのものについて知っていただくことも、とても重要だと感じました。
株式会社いちたすでは、「経営者の家族になる」という理念のもと、幼稚園・保育園業界に特化した経営コンサルティング、バックオフィスサービスを行っております。
少しでも弊社に興味を持った方は、ぜひ下記ボタンよりいちたすの求人情報をご確認ください!