現在、弊社(株式会社 いちたす)では、東北工業大学の大矢研究室と産学連携でいちたすのリブランディングに取り組んでいます。
本記事では、2023年6月に開催した第3回ワークショップの内容についてご紹介いたします。

東北工業大学 大矢研究室 ×いちたす 産学連携リブランディングプロジェクト

これまでのまとめ

これまでのまとめについての説明画像

これまでに行った、第1回と第2回ワークショップについてまとめます。

第1回WS(ワークショップ)のまとめ

第1回ワークショップでは、ブランド・アイデンティティ・プリズムに取り組みました。
ブランド・アイデンティティ・プリズムとは、自社のアイデンティティの定義に必要な要素を整理していくフレームワークです。
縦軸と横軸に分かれた以下の6つの項目について考えました。

ブランド・アイデンティティ・プリズムの6項目
  1. ブランドの特徴
  2. ブランドの役割
  3. ターゲット
  4. ブランドライフビジョン
  5. ブランドパーソナリティ
  6. ブランド価値提供

ブランド・アイデンティティ・プリズムについての詳しい解説、当社の取り組み結果については、第1回の記事からご確認くださいませ!

実際にこのフレームワークにあてはめて考えていくことで、自社と顧客に対しての理解をより深めることができました。

第2回WS(ワークショップ)のまとめ

第2回ワークショップでは、SWOT分析と言われる、以下の4つに企業の特徴を分けて分析を行いました。

SWOT分析の4項目
  1. 強み(Strength):内部環境
  2. 弱み(Weakness):内部環境
  3. 機会(Opportunity):外部環境
  4. 脅威(Threat):外部環境

SWOT分析の詳細説明、当社が実際に行った様子については、第2回の記事からご確認いただけます。

第2回ワークショップでは、事前にフレームワークに取り組むことで、自社のこと・自社が置かれている環境についてじっくり考えることができました。

またワークショップ内で意見を持ち寄ってみると、同じように考えている所もあれば、自分は弱みとして捉えていた所が、他者から見ると強みとして捉えられていた所もあり…考え方を変えれば、強みにも弱みにもなるという事を、身をもって体感しました。

第3回WS(ワークショップ)について

第3回WS(ワークショップ)についての説明画像

では、ここから本題の第3回ワークショップの内容をご紹介いたします。
上述の通り前回は、SWOT分析に取り組み、自社が置かれている現状について整理し、理解することができました。
今回は、そのSWOT分析の結果をもとに、クロスSWOT分析というフレームワークを行い、コミュニケーション戦略を立てていきます。

クロスSWOT分析とは?

クロスSWOT分析とは、SWOT分析で抽出した要素を、それぞれ掛け合わせていく手法のことです。クロスSWOT分析は、事業戦略の立案やマーケティングに有用なフレームワークです。

クロスSWOT分析の4項目
  1. 強み(S)× 機会(O)…積極化戦略
  2. 弱み(W)× 機会(O)…改善戦略
  3. 強み(S)× 脅威(T)…差異化戦略
  4. 弱み(W)× 脅威(T)…防衛戦略
クロスSWOT分析とは?についての説明画像
クロスSWOT分析

上記のように、それぞれSWOT分析の項目を掛け合わせ、それぞれの戦略を立案します。
実際には、立案した全ての戦略を実行することはできないため、一つに絞る、又は優先順位をつけて実行していきます。

当社の実際の取り組み

ここからは、実際にいちたすが取り組んだクロスSWOT分析の内容について、ご紹介いたします。

今回のワークショップでは、前回のSWOT分析を基に、大矢教授と学生さんがそれぞれ戦略を考案してきてくださいました。

第2回ワークショップのSWOT分析は、以下のような結果となりました。

いちたすでの具体例
  • 強み(S):保育業界の経営スペシャリスト/事例・専門的知識が豊富
  • 弱み(W):社歴が浅く、知名度が低い/業務が属人化している
  • 機会(O):少子化による園経営の競争激化/経営陣の人手不足
  • 脅威(T):少子化による廃園増加に伴う市場規模縮小/保育士不足

この結果を基に作成いただいた強み(S)× 機会(O)の積極化戦略は…

いちたすの積極化戦略 シナリオ1

幼児教育の重要性→質重視の法人に絞った
経理面サポート × ブランディング 総合支援
量より質、狭く深く
デザインまで含んだ専門性をアピール

これはあくまでも一例で、その他にも差異化戦略や改善戦略と言った領域の異なる戦略を考えていただきました。
また、その戦略をブランドコミュニケーションの軸に置き、当社がお客様とどのようにコミュニケーションを行っていくのか決めていきます。
社員がそれぞれ、共感する部分や、逆に違和感を感じた部分等の意見交換を行いました。
ご提案いただいた戦略は、どれも魅力があり、どれか一つを選ぶというのがかなり難しかったです。

ブランドコミュニケーションの軸については、次回の第4回記事で詳しくご説明しています。

まとめ

第3回ワークショップでは、SWOT分析の結果を基に、クロスSWOT分析を行いました。
SWOT分析の要素を掛け合わせることで、方向性の違った戦略をご提案いただき、新たな発見がありました。

次回の第4回ワークショップでは、更にブラッシュアップいただいた戦略を、ブランドコミュニケーションの軸に置きながら方向性を定めていきます。
「10年後のいちたすがどんな姿を目指すのか」を考えたとき、いちたすはどんな戦略を選ぶのか? ぜひご覧ください。