「あともう一人、誰かがいてくれたら…」幼保業界の課題に志高く立ち向かう経営者の「家族」になる。幼児教育・保育専門の経営コンサルティングの軌跡についての説明画像

株式会社いちたす(以下、弊社)は、幼児教育・保育事業(以下、幼保)に特化した経営コンサルティングを行う会社です。

幼稚園・こども園・保育園の2代目以降の経営者の中には、幼保業界での勤務経験が無いまま、園の運営を担うことになった方が少なくありません。
その経営者の多くは一般企業で勤めた後、親族が経営する園の事業継承をきっかけに初めて幼保業界に足を踏み入れ、日々奮闘されています。

そんな幼保施設経営者へ「家族」のように寄り添った経営支援がしたいと思い、代表取締役社長大窪由衣(以下、大窪)は弊社を設立しました。
幼保業界の課題に志高く立ち向かう経営者へどんな支援をしているのか、大窪に話を聞きました。

幼保施設の経営者が抱える「時間確保」の課題

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少子化による園児減少、保育人材の不足、改正が繰り返される子育て支援制度、物価高騰による経費圧迫……
挙げればきりがないほど、幼保施設の経営者はこのような悩みに日々頭を抱えています。

そんな中「保育の質を上げたい」「よりよい保育人材を育成したい」「地域から求められる園にしたい」と情熱を抱く経営者にとって、一番に解決すべき課題とは何でしょうか。
弊社は経営者の「時間の確保」だと考えています。

幼保施設の経営者の中には本業である経営に集中しようとしても、書類を作成する、会計データを入力する、不足している保育人材のカバーをするなど、本筋から逸れた業務をせざるを得ない状況にある方がいます。
しかし経営者が経営に集中できれば、職員が満たされ、子どもが幸せになり、そして地域が明るくなる、そんな好循環を生み出せるはずです。

その第一歩である「経営者の時間」をどう確保していくのか、弊社の支援内容をご紹介します。

経営者の時間を確保し、経営に専念できる環境を整備

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大窪:会社の設立前は、公益法人の会計事務所で幼保施設の会計業務に携わっていました。会計業務に携わりお客様のお困りごとを伺っていると、経営者ご自身が事務作業に多くの時間を費やし、本業や経営にまで手が回らないということに気が付きました。

そこで会計はもちろん大切だと思いますが、まずは経営者の時間を確保することを最優先すべきことだと感じ、バックオフィス支援の目的で会社を設立することに決めました。

経営も事務作業も全力で取り組む経営者への支援

最初に支援した方は東日本大震災をきっかけに関東圏から東北に移住し、幼稚園の経営に携わることになった方です。
支援当初は幼保業界の独特な会計や国の制度に戸惑いを感じていらっしゃいました。会計業務や市町村に提出する書類作成に追われる事務職員と共に、ご自身も事務作業に取り組まれていたのです。

大窪:事務作業というと、机に座って黙々と作業するイメージがあります。ですが幼稚園や保育園の事務は園内園外問わず沢山の人に声を掛けられたり、必要に迫られて外出をしたり、来客電話対応をしたりと、机に座って集中出来る時間があまりにも少ないのです。

バックオフィス支援で経営者の時間を確保する

経営者の時間を確保するために、経営者が抱えていた業務を代行しながら業務の進め方を整理し、事務職員に経営者の業務を引き継ぐ支援をしていきました。

具体的には請求業務や未収金の消し込み作業などの代行に始まり、保護者との金銭授受を効率化する仕組みづくりや、決済システム導入後のマニュアル作成など約2年にわたり支援させていただきました。

経営者の時間を確保したその先の更なる発展へ向けて

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ここまでは弊社が幼保施設の事務支援を行い、経営者が本業に集中できる時間を確保するまでのストーリーをご紹介しました。
では経営者の時間が確保できた法人は、どのような成長過程を辿っていくのでしょうか。

「時間」の確保から「お金」の確保へ向けた制度の理解

経営者が本業に集中できるようになると、事業の拡大や職員のマネジメントに意識を向けることができます。

保育事業は制度を拠り所とした事業であるため制度を正しく理解し、制度に沿った施策を展開することで利益の増大につながります。

弊社では法人の経営者がよりよい意思決定を行うための時間を確保し、更には幼児教育・保育業界の専門知識や最新情報を提供しています。その上で法人の経営者が最善の選択を行い、収益最大化につながるのです。

園の価値を高めるために理念を見直すことが必要

「時間」と「お金」を確保し園の収入が安定した後は、職員と保護者にとっての園の価値を高めるといったフェーズに移ります。

職員のマネジメントや育成において質を高めるために必要なことは、「何のために経営しているのか」「みんなにとって目指すべき目的とは何か」といった理念を見直すことです。
職員が同じ理念の下で、独自の教育や保育を深めていくことができたら園の価値はもっと高まります。

弊社では時間とお金を確保し事業が安定した後に、園の価値を高めるブランディングの支援も行っています。

大窪:ブランディングのご支援をしたお客様が「片腕となる職員の意識や働き方が変わった」と言って下さったときは、嬉しく思いました。

幼保施設経営の成長過程に合わせたコンサルティングを目指して

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弊社では日常の会計業務や書類作成支援により経営者の「時間」を確保し、経営に集中できる環境を提供しています。
また、園の定員検討市町村の制度活用による収益最大化コンサルティング、新制度の幼稚園に移行する支援により「お金」を確保する支援をしています。

経営者の「時間」と「お金」が確保できると、園児募集職員採用の要となるブランディングに取り組む余力ができ、園の価値を高める方向へと経営の段階を進めることができます。

この一連の取り組みは、幼保施設経営者の方が共通して経験されるプロセスなのではないかと考えています。

大窪:弊社のサービスは幼保業界のお困りごとそのもので、時代に合わせて変化しています。幼保業界に特化しているからこそ、今困っていることが痛いほどわかります。
幼保施設経営の成長過程に合わせて幅広く、そして末永く幼保施設の経営者を支えていきたいです。

社会の好循環のために、幼保施設経営者の「家族」のような存在を目指す

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幼保施設の経営者が経営に集中できれば職員が満たされ、子どもが幸せになり、そして地域が明るくなる。
社会の好循環の最初の最初が幼保業界であると信じ、これからも経営者の「家族」のような存在として、支援を続けています。

会社情報

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株式会社いちたすは「明るい未来は子どもから」を理念に、「経営者の家族になる」をミッションに掲げる、幼児教育・保育業界に特化した経営コンサルティング会社です。

収益最大化支援」「ブランディング支援」「記帳代行支援」「新制度・認定こども園移行支援」「処遇改善等加算取得支援」等、幼児教育・保育業界の経営に関する幅広い支援を行っております。

幼稚園経営でお悩みなら幼児教育・保育業界専門の経営コンサルティングいちたすへ

いちたす事務所画像

本記事では、幼稚園経営の課題について詳しく説明していますが、幼稚園を運営するうえで、お困りのことがありましたら、株式会社 いちたすへお気軽にお問合せください。

いちたすについて

株式会社 いちたすでは、幼稚園の経営者の皆様に対して、運営・財務・経営に関するコンサルティングを専業で行っています。

会計事務所として、日常の会計の確認、記帳代行を行ってもいますので、園のバックオフィス業務書類関係全般のご支援もしています。幼稚園・保育所・こども園の税務・労務に精通した税理士法人・社会保険労務士事務所とも提携しています。

会計事務所は法人設立からお世話になっているから変えたくない、というお声を頂きます。
そのような場合は、会計・税務ではなく、委託費(施設型給付費)の加算の取りこぼしがないか処遇改善をどのように取り入れていけばよいかなどを確認する相談契約もございます。こちらは、セカンドオピニオンのようにお使いいただくことも出来ます。

料金プラン

株式会社 いちたすでは、定期的な顧問契約から、スポット(単発)での委託費の確認申請書類の確認なども行っております。

たとえば顧問(相談)契約、コンサルティング契約は

保育園の顧問(相談)契約の場合(1園)

月額22,000円
(税込)
保育園のコンサルティング契約の場合(相談契約含む)(1園)

月額55,000円~
(税込)

で承っております。

依頼の流れ

お問合せフォームかinfo@ichitasu.co.jp宛にメールをお送りください。
詳しい内容をお伺いいたします。

その後は、

その後の流れ
  • 当社の担当者が園にお伺いする
  • 当社事務所(仙台市一番町)にお越しいただく
  • Zoomなどを利用してオンラインで打ち合わせをする

といった形で、具体的にどのようなご支援が出来るのかを打ち合わせいたします。

園によって状況は様々ですが、

など、ご要望に合わせてご提案いたします。
お気軽にお問い合わせください。